戸籍の附票とは?

戸籍の附票とは?

本籍地の役所で管理している戸籍の原本と一緒に保管している書類で住所の変遷が記録されている帳簿のことです。その戸籍が編製されてから(またはその戸籍に入籍してから) 現在に至るまで(またはその戸籍から除籍されるまで)の在籍者の住所の変遷が記録されています。電子化される前の戸籍の附票は、一般的に「改製原戸籍の附票」とよばれています。

  • 「戸籍の附票」には、戸籍の表示氏名住所住所を定めた年月日の4つが記載されています。
  • 戸籍自体が全員除籍になると、戸籍の附票も除票となり、附票の除票の写しは、除票になってから5年間発行されます。それ以降は発行されませんので注意が必要です。

証明書の種類

  • 世帯全員の写し・・・同世帯に属する人全員について証明します。
  • 世帯の一部の写し ・・・世帯に属する人のうち、一部の人についてのみ証明します。

どんなときに戸籍の附票が役にたつのか?

戸籍の附票には住所の変遷が記録されていますので、何度も引っ越しをした人が、いくつか前の住所から今の住所までの沿革を証明したい場合に、 この証明をとることで証明できる場合があります。自動車を売却するときに住所の移動を証明するために必要になることもあります。

通常の住民票では、氏名、出生の年月日、男女の別、世帯主氏名、続柄、戸籍の表示、住民となった年月日、住所を定めた年月日などは記載されていますが、最大でも前住所、現住所、転出先の住所の3つしか記載されていないのです。
例えば、 A市 → B市 → C市 という順序で引っ越しをした場合にA市で住民票の除票を取得してもB市に転出したことしかわかりません。さらに調べるにはB市で住民票の除票を取得すればC市に転出したことはわかりますが、とても面倒です。

戸籍の附票であれば住民票をきちんと移動させていれば A市 → B市 → C市 の住所移転の記録がすべて記録されているため、住所移転の状況が簡単に把握ができます。

ただし、転籍などで市域をまたいで本籍を変更していると、現在の附票にはその転籍の時点以降の住所しか記録されていません。 現在の附票の写しで、証明を必要とする住所までさかのぼることができない場合には、転籍前の戸籍の附票の除票をとることになります。ただし、転籍から5年以上経過していると発行されません